バイクカーニバル

本日は鳥取県トライアスロン協会主催のバイクカーニバル。
皆生トライアスロンのバイクコースを試走する。
朝5時30分に起床。雨はなんとかなりそうだが、この強風はいかがなものか。
警報までは出ていないようなので、風が収まることを期待しつつ、米子に向かう。


8時30分皆生に到着。
雨、強風の事などまったくものともせず、かなりの人数が集まっている。
部長も早々に現地入り。皆生トライアスロンのリレーの部出場に気合いが入っている。
M田くんも登場。arenaのロングスパッツ水着(しかもサメ肌)の上にバイクパンツという強烈な衣装で、変態度120%。
これには変わり者の多いトライアスリート達も衝撃を受けていたようだ。


100名以上の参加者がいくつかのグループに分かれて、5分おきにスタートする。
私と部長は3番手グループで。
走り始めると、波賀の筋肉痛がまだ癒えていないことが分かる。
この体調で、向かい風の後半を考えると、ゴールが距離以上に遠く感じる。
南西の風が強く、河川敷は向かい風。それもあってか、かなりのまったりペース。
一緒に走る部長からは「はよ行かんかい。ワレ!」オーラが出ている。南部町で後続グループの人達に抜かされ、スィッチが入ったようだ。一気にペースアップ。
大山道路の長い登りも、温存して登りたいこちらの気持ちも知らずに、すばらしいヒルクライムを見せてくれる部長。


ペンション村近くの展望台にある第1エイドに到着。
たっぷり補給を完了し、ここからはDosankoくんの案内で。
大山からの下りは西からの強烈な横風。何度も風にすくいあげられそうになり、恐怖しながら下る。
下りの早いDosankoくんとクライマーの部長とともに、広域農道へ。(汗²)
この2人に引っ張ってもらって何とか第2エイドとなる中山のトレセンにたどり着けた。


トレセンでの休憩もそこそこに、もう1人サクソバンクのジャージの人を加えて4人で出発。
ところが、なかやま温泉の前を走っている時、右脚ハムストリングに痙攣の気配。
(ついに来た)
そこからは、男梅タブレットケイデンス走法で何とかごまかす。
食肉センターまでに、部長とサクソバンクのジャージの人は見えなくなり、Dosankoくんとの2人旅。
白鳳高校の交差点では信号につかまり、下りで先行していたDosankoくんに、置いて行かれた。
後はこれで1人旅と思ったが、思い直し、何とか追いつこうと試みる。
頑張ってはいるものの攣りそうな脚を抱えて、一向にペースが上がらず追いつけない。
ところが、そのまま耐えていると、正に神風。俗に言うセカンドウィンドを体感。
脚の筋肉は変わらずダメだが、心肺は苦しさの峠を越えた感覚となり、ペースアップができた。
何とかDosankoくんに追いつき、後はしがみついて、北風となった河川敷の強風の中、ゴールまで運んでもらった。


とにかく、風に苦しめられたが、今日は本当に良い練習になった。
Dosankoくんのおかげです。ありがとうございました。
スタッフの方々、参加した皆さん。お疲れさまでした。来年もよろしくお願いします。
5時間21分27秒 138.1km Av25.9